【欅坂46】菅井友香の幸福論「先のことを考えずに生きてきた」BUBKA2月号
「優等生キャプテン」というイメージからは想像もつかないほどに向こう見ずな一面が、ときおり顔をのぞかせる。
それもまた菅井友香の魅力のひとつだ。
今回もBUBKA2月号の単独インタビューを引用します。
菅井さんはグループのキャプテンを任されていますが、いちばん苦心しているのはどんな点ですか?
菅井
一筋縄ではいかないことも多くて。自分がこうなるだろうと思っていたことがうまくいかなかったり、ハプニングが起きたりするときに、その都度どう判断するのが正しいのか、正解を考えて悩むことは多いですね。
自分がこうしたいと思ってもどうにもならないことがあった
りとか。それでいいって言ってくださる方もいるんですけど、常に「これでいいのかな?」って考えていますね。
常に葛藤し続けていると。どんなところがいま自分に足りないと思いますか?
菅井
どのライブでも常に100%のカで自信を持ってパフォーマンスをお届けできたらと思っているんですけど、みんなの気持ちやコンディションをうまくひとつにまとめてステージまで持っていくのは本当に難しいですね。
2期生が入ってくることによるキャプテンとしての心構えはいかがですか?
菅井
ここが欅坂46の大きな分岐点というか、これからのグループをさらに強くしていけるかどうかは自分たちにかかっていると思っています。
2期生を迎えてから一緒にパフォーマンスするまでの時間がすごく短くてちょっとびっくりはしたんですけど、2期生が入ってきたことによっていままで見たことがなかったような1期生の一面が出てきているのがす
ごく新鮮ですね。
意外にみんなお姉さんしてるんです(笑)。だから私はこれからがすごく楽しみだし、きっとうまくやっていけると思っています。
菅井
いままで、先のことをまったく考えずに生きてきたんです。欅坂46のオーディションを受けたのも思いつきだったし、そのときにやりたいと思うことに飛びついて、興味があることを我慢せずにやってきたところがあって。そういう意味ではいまはこの活動に全力を注いでそのなかでなにかを見つけられたらいいなって思っています。
だからなにかチャンスがあったら挑戦してみたいですね。
常になにかを追い求めている状態です。
-こういう活動をしていると、いろいろと感情が揺さぶられることが多いです
もんね。そういえば先日、元AKB 48の島崎遥香さんがツイッターに「欅坂46の
歌詞ってどれも最高。この曲たちを歌える若者が羨ましい」とポストしていたん
ですよ。
菅井さん自身、いまこの時代に欅坂46の歌を歌える喜びみたいなものは
感じていますか?
菅井
欅坂46の曲は「みんなで楽しもう!」みたいな明るい曲ばかりじゃなくて、一緒に問題を共有したりすることでわかり合っていくものが多いじゃないですか。だから本当は私たちの歌う曲が響く社会はあまりよくないのかなって思うこともあります。